蓬莱の猫

好き勝手書くだけだよん

幼女戦記小説版読了。リアルについてもちょっとあれこれ。

幼女戦記小説版を読了。

 

連邦は同志ロリヤが存在感ありすぎなんですが。何推し?誰得?ターニャに惚れてしまった中年の秘密警察長官・・・。ターニャも嫌なものに目を付けられますねえ。

スターリンと思しき書記長が存在感うっす!実質連邦を取りまとめているのってロリヤではないかと思うくらい。っていうかロリヤって名前からして狙いすぎだと思うんですが。

正直東部戦線編は同志ロリヤがいるせいでコミックス化できないような気もする。ロリヤの愛の他にはすごく地味な兵站ヘルプ!な戦場だし。

 

コミックス化して面白いのはライン戦線あたりまでな気がしますねえ。東部戦線は地味な戦記すぎてターニャが幼女でもなんでもよくなる。靴下を求めて嘆願書を書く中佐って地味ですよねえ。

 

しかしライヒはノルデン・共和国・連邦と三回も宣戦布告されて戦争をおっぱじめるとか隙が甘いですねえ。内線戦略という自国領土付近での戦闘を想定してるのになぜに連邦に攻め込んでいくのだろう。ノルデンと共和国を打倒できてしまったからそのノリかなあ。

連邦はソ連っぽい国家ですが、国土の広さは世界一なのは相変わらずなようで。いくらでも縦深があるって戦争したくない国家。どこかで手打ちにしないといつかはやられる。ライヒの参報本部も博打打って買ったところでやめたかったようですが。代償を求める世論の声って怖い。

 

8巻は一体どうなるのかな。連邦戦線が破局を迎えて地獄の撤退戦が描かれるのかな。ついでに連邦王国と自由共和国辺りが西から上陸してきたりするとライヒも終わりですね。その断末魔こそ著者が書きたいところなのかもしれませんが。

 

にしても東部戦線の記述を読んでからコミックス版1巻を読むと平和だなーと感じるのは感性が歪んでしまった証拠かな。戦争やってますが、これくらいなら平和じゃない?と思う自分の感性が怖い。世界大戦なんて人命の濫費を眺めるだけでこれですからねえ。

 

ちなみにリアルワールドの世界は世界大戦を二回もやるという狂気の沙汰。ヨーロッパの連中は何を考えているのかよくわからん。そんなに戦争がしたかったのかな。ドイツへの賠償請求がでかすぎてナチの台頭を招いて後はなし崩しというのがWW2でしたが。まあ我が日本もヤケクソで戦争計画なしに対米戦に突っ込む程度には愚かですが。シナ戦線と対米戦、まあぶっちゃけて言えば陸軍と海軍がそれぞれ戦争をしていたというお粗末な国政の結果なのですが。屋台骨に火がついてどうにもならなくなってから協力を始めてももう遅かった。太平洋の彼方にある大陸規模の先進国ってチートが過ぎやしませんか、アメリカさん。

 

ただシナ戦線から帰ってきた兵隊さんが現地で覚えたラーメンとか餃子が日本の名物になってるのを見ると現象に良い悪いをつけるのが空しくなる感じ。工業規格を全国各地の工場に徹底させるのに抵抗した職人さんを徴兵で引っこ抜いて無理矢理統一させたのが戦後の工業国家化に役に立ったとか聞くとね。塞翁が馬としか言う気がなくなりますねえ。