蓬莱の猫

好き勝手書くだけだよん

幼女戦記(コミックス版)を読んで雑文

なんか新城直衛が異世界に行って幼女に転生したような作品と聞いたので読んでみたらこれが面白い。

新城直衛がどんなやつだったかというと戦争好きのシスコンですが、この作品の主人公はなんというか、まあ、戦争好きですね。本当に。

戦争に幼女を駆り出す帝国さん(というかド〇ツ)。たぶん魔導適正が認められる人材というのがそう多くはないのでしょう。でなくては幼女を戦場に放り込むのは体力的に厳しい。飛び級を使ったところで頭脳面は問題ないでしょうが、やはり成長期を迎えていない幼女を戦場に放り込む理由としては薄い。

まあそれはどうでもいいことです。

サラリーマンである冷血漢な主人公があれな存在によって転生させられて始まるこのストーリー。やっつけっぷりがなかなか好印象。下手に異世界を紡ぎだされるより感情移入がしやすい。地図もヨーロッパそのまんまですが、名前とか(というか名前だけ)違うので架空の世界です。イェフー!

書いててなんですが、人道的にひどいマンガですね。保護されるべき幼女が一番非人道的な人格を有しているというこの倒錯感が面白い。

戦争の始まり方からしてWWⅠですね。戦争動員が戦争を呼んじゃった感じ。威圧効果が本物の戦争を起こしちゃいました。まあ戦略爆撃とかは魔法兵の量からして無理っぽいですね。大砲が存在しているので包囲されて飢餓に苦しむ都市くらいは出るかもしれませんね。

魔法兵は数が少ないっていうか何の説明もなく空飛んでいて魔法陣で防護フィールド張ってます。その辺大ざっぱ。原理の説明とかまったくない潔さは実にCOOL。典型的だし脳みそにフィットしやすい。あー魔法なんだの一言で進めて、主人公の戦闘行為を眺めていればいいわけです。

幼女なので周りの軍人さんからなんか好意を持たれやすいのもなんかいいですね。本人的に二度目の生なので死ぬことあんまり怖くないのかもね。必然、勇猛果敢になれて戦功が溜まっているのかも。

かなりやさぐれ風味な創造主さんたちの適当すぎる介入もなんか面白い。全然悟ってない俗人っぽい外見だけ悟り風な創造主さんたちですが、力だけは本物のようで。MADなサイエンティストが敬虔な人になっちゃったりするのはノヴァ教授を思い出すような。いえ、ノヴァ教授は敬虔なうえにMADですから、微妙に違いますが。あくまで、微量です。

小説が元ですが、文章読むのだるいので二巻まで出ているコミック版をKindleで買って読みました(最初に言え)。マンガはわかりやすくていいですね。文章からイメージを起こすのは今はだるいです。正月なので配送が眠っているのに電子書籍は買えるというこの文明の利器。ひきこもっても安心ですね。買いたいマンガがちらほら出てきているので正月明けたら順番にまとめ買いする予定ですが、ブリーチとか80巻くらい出ているシリーズは買ったら置くところに困りますねえ。どうしよう。Kindleで買ってもいいけど、少し高くつくなあ。80冊もあるとKindleでも持て余しそう。やっぱり紙で買おうかな。

最後に幼女戦記は面白いですよ、と言っておく。戦争ものとか戦争ものとか好きな人におすすめ。魔法成分はないというか魔法自体が戦争に組み込まれてしまっているというか。科学が成しえないファンタジーを補てんする為のミラクルがこの世界の魔法。ぶっちゃけ当たり前の知識として世界全体に知れ渡っているらしく、ありがちな魔法使い狩りとかはありません。その辺皇国の守護者の<帝国>とは違うかな。あそこは魔法使い狩りしまくって根絶されちゃった雰囲気だったし。

まあ佐藤大輔とか好きなら読んでみてもいいんじゃないかなーおすすめですよー。